映画・ドラマ PR

名探偵コナン黒鉄の魚影に高木刑事が登場しない理由はなぜ?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

劇場版名探偵コナン黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)が2023年4月14日から公開されています。

名探偵コナンのおなじみの登場キャラクターやゲストキャラがいる中、いつも登場するはずの高木刑事の姿がありませんでした。

なぜ黒鉄の魚影に高木刑事がいないのか4つの理由を考察しました。

名探偵コナン黒鉄の魚影(サブマリン)に高木刑事がいない

劇場版名探偵コナン黒鉄の魚影(サブマリン)を見た人の多くが「あれ高木刑事いない?」と疑問に思ったはずです。

実際に黒鉄の魚影の公式サイトのキャスト一覧には、高木刑事の名前は入っていません。

声優の高木渉さんは少年探偵団の元太役も担当しているので、元太役での出演はあるのですが、今回は高木刑事役はお休みになりますね。

高木刑事とはどんなキャラクター?

あまり名探偵コナンを見ない人に向けて、高木刑事がどんなキャラクターなのか紹介していきます。

引用元:読売テレビ「名探偵コナン」キャラクター 

高木刑事は、警視庁刑事部捜査第一課強行犯捜査三係の巡査部長です。

推定26歳で、目暮警部と一緒に事件の捜査をすることが多いです。

真面目かつお人好しで、コナンや少年探偵団が巻き込まれた事件や極秘の事件が発生した場合、真っ先に頼りにされてます。

その性格のおかげか、交通部の婦警たちには人気があり、同僚の佐藤刑事と恋人関係にあります。

名探偵コナン黒鉄の魚影(サブマリン)に高木刑事が登場しない理由を考察

高木刑事といえば、常に目暮警部の隣にいて操作を補佐したり、コナンの事件解決にも強力してくれるおなじみのキャラクター。

なぜ高木刑事がいないのか考察してみました。

高木刑事がいない理由は4つです。

  • 登場人物が多すぎるから
  • 女性の佐藤刑事の重要度が高いから
  • 高木刑事がコナンのことを信頼しているから
  • 前作「ハロウィンの花嫁」で活躍し過ぎたから

1つ1つ深堀りしていきます。

登場人物が多すぎるから

黒鉄の魚影では、黒の組織の登場人物が、ジン、ウォッカ、ベルモット、キール、ピスコ、キャンティ非常に多く、刑事側でも目暮警部、白鳥警部、黒田管理官、佐藤刑事が登場。

さらに安室透(バーボン)や赤井秀一(沖矢昴)などかなり登場人物の多い作品となりました。

映画の公開時間は限られているので、全員のシーンを描いたり、セリフを作るのも大変な作業です。

黒鉄の魚影の登場人物を優先順位をつけて登場させた場合、高木刑事の役割はほとんどなくなってしまいます。

なので、今回は泣く泣く高木刑事の登場シーンをなくしてしまったのではないでしょうか。

女性の佐藤刑事の重要度が高いから

黒の組織に灰原と直美アルジェントが捕まってコナンの救出により逃げることができました。

保護された灰原と直美アルジェントに飲み物を出したり、着替えを用意したりする役割は当然女性である佐藤刑事でした。

この状況だと男性の高木刑事はあまり出番がないですよね。

佐藤刑事も登場はしたものの活躍したシーンは少なく、この状況で高木刑事まで登場してしまったらますます影の薄い存在になってしまいます。

なので、高木刑事は登場していないのではないでしょうか。

高木刑事がコナンのことを信頼しているから

1つ目の理由は、高木刑事がコナンのことを信頼していることで、ストーリーに支障が出ることです。

黒鉄の魚影のワンシーンで、灰原が誘拐され潜水艦で連れていかれたことを、コナンが目暮警部や佐藤刑事に伝えているシーンがあります。

ですが、最初はコナンの見間違えじゃないかと疑われてしまいます。

コナンが自分の言葉を信じてもらえないジレンマや焦りを演出として入れる場合、コナンの知識や発言に信頼ぎみの高木刑事がいたら、このような状況にはなりません。

前作「ハロウィンの花嫁」で活躍し過ぎたから

前作の劇場版名探偵コナンハロウィンの花嫁では高木刑事に焦点が当たった作品でした。

高木刑事の活躍が非常に多かったので、今回は出演シーンを抑えたのかもしれません。

黒鉄の魚影ではコナンと灰原の恋愛シーンの部分が多く、ここに佐藤刑事と高木刑事のことまで入ってきたら恋愛要素が多くて胃もたれしてしまいますよね。

声優の高木渉さんは元太役として出演はしているので、高木刑事役としては今回はお休みだったのかもしれません。

黒鉄の魚影(サブマリン)の高木刑事がいないことへのネットの反応

「名探偵コナン黒鉄の魚影」に高木刑事がいないことで「あれ?高木刑事は?」という声がネット上でも挙がっています。

高木刑事がいないことへのTwitterの声をまとめてみました。

黒鉄の魚影でも高木刑事が当たり前のように登場すると思っていた方も多く「高木刑事は入院中?」「高木刑事死んだ?」など言われてしまっていますね。

黒鉄の魚影(サブマリン)以外の劇場版で高木刑事がいない作品は

今作「名探偵コナン黒鉄の魚影(サブマリン)」以外の劇場版で、高木刑事がいない作品もいくつか存在します。

高木刑事が登場しない劇場版は、黒鉄の魚影(サブマリン)を除いて以下の6つです。

  • 『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(まてんろう)』(1997)
  • 『名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)』(1998)
  • 『名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊』(2002)
  • 『名探偵コナン 業火の向日葵(ひまわり)』(2015)
  • 『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』(2017)
  • 『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』(2019)

劇場版は全部で26作品ありますが、高木刑事は19作品に登場しています。

これだけ劇場版に当たり前のように登場していると、黒鉄の魚影(サブマリン)で登場しないと違和感を感じてしまいますね。