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君たちはどう生きるか夏子とは?眞人に大嫌いと言ったのはなぜ?

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宮崎駿監督の映画『君たちはどう生きるか』で主人公の眞人の義母として登場したのが夏子(ナツコ)です。

「夏子ってどんな人物なの?」「産屋で大嫌いと言ったのはなぜ?」「夏子役の声優は誰?」といったことが気になるところです。

当記事では『君たちはどう生きるか』の夏子とはどんな人物なのか、また声優の木村佳乃さんについてまとめました。

君たちはどう生きるか|夏子とはどんな人物?

『君たちはどう生きるか』に登場する夏子(ナツコ)は、主人公の眞人の父親の再婚相手で、眞人にとって新しい母親となる存在です。

父親の連れ子である眞人のことも温かく受け入れ、一緒に暮らすこととなります。

子供を身ごもっており体調を崩していたある日、森の中の塔へ1人で向かって消息を絶ってしまい、眞人は夏子を探すために塔へと向かうことになります。

眞人の父親の元奥さんの妹

夏子はただの再婚相手ではなあく、眞人の父親の死別した妻の妹です。

眞人の母親は映画の冒頭で空襲によって亡くなってしまいますが、その数カ月後すぐに父親と夏子が再婚することに。

また夏子と眞人が出会うときにはすでに子供を宿していました。

眞人にとって母親を亡くしたショックから立ち直れていない状態で、突然新しい母親と言われて現れた存在なので、簡単に受け入れることはできません。

君たちはどう生きるか|夏子役の声優は木村佳乃

『君たちはどう生きるか』で夏子(ナツコ)を演じる声優は木村佳乃さんです。

木村佳乃さんはジブリ映画の声優を務めるのは今回が初挑戦。

普段は声優としての活動は少ないですが、劇場アニメ「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」「プリキュアドリームスターズ!」などに声優で出演しています。

ベテラン女優ということもあって、落ち着いた声で夏子役を見事に演じており、ピッタリの配役でした。

映画を見ても、すごく自然な演技で夏子の声優を担当しているのが木村佳乃とはまったく気づかないほどです。

君たちはどう生きるか|夏子はなぜ眞人に大嫌いと言った?

『君たちはどう生きるか』を見た人の多くが気になったことが、夏子が産屋で眞人を見たときに「大嫌い」と言ったことです。

眞人が産屋に夏子を迎えに言ったときに放った言葉がこちら。

「あなたなんでこんなところへ来たの!?」
「帰りなさい!早く!」
「あなたなんて大嫌い!出ていって!!」

鬼のような形相で拒絶する言葉を吐く夏子に、眞人は戸惑ってしまいます。

夏子は眞人のことを優しく受け入れ、眞人がアオサギに襲われているときも、弓矢で眞人を守っていたのに、なぜ「大嫌い」と言ったのでしょうか。

心を開いてくれない眞人への苛立ち

夏子が「大嫌い」と言った理由の1つに、眞人がなかなか夏子に心を開いてくれないことからくる苛立ちと考えられます。

優しく受け入れる夏子に対し、眞人は父親の再婚相手の夏子をすぐに受け入れることはできません。

母親を亡くしたばかりの眞人が自分を受け入れられないのは当然の反応ではありますが、それでも心を開いてくれないのは辛いですし、夏子だった実の姉を失ったことなど、孤独や寂しさを抱えていたのかもしれません。

また夏子には自分の子供が生まれますが、眞人は父親の連れ子なので「眞人がいなければ…」と心の奥底でそんな気持ちになってしまっていたのかもしれません。

眞人を心から受け入れられない罪悪感

夏子が「大嫌い」と言ったもう1つの理由に、眞人を心の底から受け入れることができない、自分への罪悪感があったと考えられます。

父親の連れ子である眞人をちゃんと家族に受け入れなければいけない。

でも眞人は心を開いてくれず、眞人がいなければと思ってしまう。

正しいことをしたいのに、心がついていかないことで心に葛藤が生まれ、その罪悪感が爆発してしまい、結果として「大嫌い」という言葉に繋がったのではないでしょうか。

夏子にとって眞人を受け入れたい気持ち、拒絶したい気持ち、両方が複雑に絡み合って心の闇が大きくなってしまいます。

ですが、眞人の「夏子母さん」という言葉で、大切なことに気付き、眞人を本当の意味で受け入れることができるようになります。

君たちはどう生きるか|眞人が夏子を母親と認めた理由

『君たちはどう生きるか』で夏子のことを拒絶していた眞人ですが、最終的に夏子のことを受け入れ「夏子母さん」と呼ぶことになりました。

なぜ眞人は夏子のことを受け入れることができたのでしょうか。

母親の残した本を読んで気付いた

夏子のことを受け入れられない眞人ですが、母親の遺した本を読むことで、涙を流し自分がどうすべきかに気付きます。

その証拠に、本を読む前に夏子が森の中へ消えていくときに、声をかけることもなくスルーしていました。

そのときは夏子を受け入れることができていない状態です。

ですが、母親の遺した本を読んだあと、夏子を探しに森の中の塔へと進み、異世界に迷い込んだあとも、賢明に夏子のことを探し続けます。

悪意と共に生きていくこと

夏子も眞人も気持ちは一緒でした。

新しい家族を受け入れたい、でも素直に受け入れることができずに、悪態をついてしまう。

眞人はその悪意があった自分のことを受け入れ、前に進むことを決意して夏子を探しにいきました。

夏子が産屋で「大嫌い」と拒絶して、一瞬驚いてしまいますが、眞人はすぐに夏子も自分と同じで善意と悪意の両方を持っていることに気付きます。

だからこそ「一緒に帰ろう!夏子母さん!」と夏子の善意に声をかけ、夏子自身もその言葉で自分の気持ちを受け入れ、眞人のことを心から受け止めることができました。

「君たちはどう生きるか夏子とは?眞人に大嫌いと言ったのはなぜ?」まとめ

宮崎駿監督のジブリ映画『君たちはどう生きるか』の夏子についてまとめていきました。

当記事の内容をまとめると以下のとおりです。

  • 君たちはどう生きるかで夏子役の声優は木村佳乃
  • 夏子は主人公眞人の父親の再婚相手で眞人の新しい母親
  • 夏子のことを眞人は素直に受け入れることはできなかった
  • 夏子も眞人に対して複雑な気持ちを抱えていて「大嫌い」と拒絶してしまう
  • 眞人は母の遺した本を読み大切なことに気付き、夏子のことを探しに行く

『君たちはどう生きるか』では主人公の眞人の心の変化や成長にばかり目が向きがちですが、実は夏子も複雑な気持ちを抱えています。

ですが、眞人の成長とともに夏子も自分の気持ちに気付くなど、とても感動し共感できる部分があります。

今後『君たちはどう生きるか』を見る人はぜひ夏子のことも意識してみるといいと思います。