稲盛和夫さんが亡くなられたと訃報がありました。
稲盛和夫さんは京セラ創業者であり、名誉会長として功績を残されました。
これまでの学歴や経歴など気になります。
エリート人生を送られてこられたと思いがちですが、受験に失敗したりと挫折を繰り返されていた過去もあるのです。
稲盛和夫さんエリートとしての人生、挫折を繰り返した学生時代のエピソードを紹介したいと思います。
この記事は「稲盛和夫の学歴や経歴は?エリート人生と挫折の過去エピソードも!」と題して紹介していきます。
<この記事でわかること>
稲盛和夫の学歴・出身学校まとめ
稲盛和夫の経歴が超エリート!
稲盛和夫の挫折した過去エピソードも!
では早速本題に行きましょう!ご覧ください!
稲盛和夫の学歴まとめ
稲盛和夫さんの学歴についてまとめていきます。
\稲盛和夫さんの在籍した学校/
小学校:鹿児島市立西田小学校
中学校:私立鹿児島中学(現:鹿児島高校)
高校:鹿児島市高校第三部(現:鹿児島玉龍高校)
大学:鹿児島大学工学部
中学校は私立中学校に通われていました。
小学校・高校・大学と地元の学校に進学されるのです。
冒頭でも少しお話した、挫折エピソードですが後から紹介していきますね。
稲盛和夫の経歴まとめ
稲盛和夫さんの経歴についてまとめて紹介します。
1955年:「松風工業」に入社
1959年:「京都セラミツク」設立
1966年:「京都セラミツク」の社長に就任
1969年:大阪証券取引所に株式上場
1972年:東京証券取引所市場に株式上場
1973年:日米合併企業「ジャパン・ソーラーエナジー」を設立
1984年:第二電電「DDI」を設立(のちにKDDI)
1988年:日本セラミックス協会会長に就任
2009年:世界起業家賞を受賞
2010年:日本空港(JAL)の会長に就任
2018年:紺勲章飾版賞杯・受賞
2019年:鹿児島県名誉県民・受賞
2019年:名誉大英勲章KBE・受賞
2020年:紺綬褒章飾版・木杯受賞
就職されてからの経歴を見ると、すごい経歴のお持ちでした。
エリートとして歩まれていますね。
他にも本を出版したり、企業家の育成にも尽力されました。
しかし、苦しい時期もあったのです。
大学卒業後に就職した松風工業は、倒産寸前の会社で周囲の人からも、退職したほうがいいと勧められる程でした。
稲盛和夫さんも退職することは決めていましたが、自衛隊の幹部候補生学校に合格してから退職しようとタイミングを見ていたところ、兄から「しっかり働け」という内容の手紙が届き、稲盛和夫さんは退職せずに会社に残って懸命に働きました。
仕事に没頭する日々、稲盛和夫さんはファインセラミックという新しいセラミックの研究開発を任されます。
この研究が日本で初めて「フォルステライト」の合成に成功し、注目されるのです。
会社の中では部長として活躍されていましたが、技術部長と口論となり、それがきっかけで会社を退職されるのです。
そして京セラを創業し、そこからは素晴らしい活躍ぶりでした。
稲盛和夫の挫折した過去エピソードも!
先ほど少しお話しましたが、稲盛和夫さんは過去に受験を失敗されたことがあるようです。
いわゆる挫折というのを経験されました。
受験に失敗した時期はこちら∇
私立中学への受験
大学受験
小学校から中学校への進学受験、高校からの大学受験に2度失敗されました。
まずは1度目の受験です。
小学校から中学校に進学する際、公立の中学ではなく、名門の「鹿児島第一中学」の進学を希望しを受験されますが、不合格。
そして私立鹿児島中学校(現:鹿児島高校)に進学されるのです。
大学受験では、元々は大学受験をする予定は無かったようです。
しかし高校の先生の助言、そして自身が結核になった経験から、治療薬の開発を志すようになったのです。
父親には反対されましたが、大阪大学を受験し不合格。
家庭の事情から浪人して再チャレンジという事もできず、地元の鹿児島大学工学部に進学されるのです。
高校進学の際は、高校へは進学せず、銀行就職を希望されました。
しかし周りに反対、勧められ鹿児島市高等学校第三部に進学されるのです。
稲盛和夫さんと聞くと超エリートと思いがちですが、受験での不合格があったのは、とても意外です。
この経験ころが、後にいかされているのかもしれません。
しかし、どこかのタイミングで受験に合格したり、進学先を変えたりしていたら、今の京セラやKDDIがなかったと思うと不思議な感覚ですね。
それだけ素晴らしい功績で活躍されていました。
まとめ
この記事は「稲盛和夫の学歴や経歴は?エリート人生と挫折の過去エピソードも!」と題して紹介しました。
稲盛和夫さんは京セラ創業者であり、名誉会長として功績を残されました。
稲盛和夫さんですがどんな学歴か?経歴は?と気になり紹介しましたが、エリート人生の他に、受験に失敗したりと挫折されていたこともありました。
過去のエピソードも併せて紹介しました。
最後になりますが、稲盛和夫さんのご冥福をお祈り申し上げます。
お読みいただきありがとうございました。